人間関係を構築するうえで、あるいは人と接するうえで、気をつけておきたいことについて。下記のようなよくない振る舞いは避けて、実りのある人間関係を作っていきたいものだ。
人間関係をぶち壊してしまいかねない、11の悪い振る舞い
自分を守るために、壁を作ってしまう
「相手からどう見られているのか」「誰からも嫌われたくない」という思いが強すぎる人は、知らず知らずのうちに壁を作ってしまいがち。もっと堂々と振る舞ってみよう。好き嫌いが別れるような人間にみられるのは、そんなに損な人生ではない。
常に言い訳をしてしまう
自分に非があることを認め、素直に謝罪できる人間であれば、「失敗」は重大なことではない。しかし、自らの失敗を失敗と認められない人間は残念なメンタリティの持ち主かもしれない。
感情的に怒りをぶつけてしまい、しかもその時に深く相手を傷つけてしまう
ちょっとしたケンカや謝罪は人間関係においてはよくあること。しかし勢いに任せて吐いた言葉がグサッと心をえぐってしまうと、修復不可能なほど関係が崩れてしまうかもしれない。「信頼」は、構築するのは難しくても壊すのは簡単。
ちょっとしたことで安易に他人を判断してしまう
「いい人」「悪い人」。そんな評価は、一日二日ですべきものではない。安易に人を評価してしまうのは、時に危険であり、もったいなくもある。
自分にとって得があるかという基準で、人間関係を構築しがち
損得勘定で人を見てしまう人は、いざ困ったときに誰も助けてくれる人がいなくなってしまう。どんな時でも真摯に振舞ってくれる人にほど、人は手を貸すのだと思う。
自分が相手にしてあげたことと同じ位、相手もそれを返してくれると確信してしまう
「自分はこれだけ相手に尽くしたのだから」と、その分の見返りを求めてしまう人は多い。人間関係はそんなに単純なものではない。なにもかもが返ってくると思い込んでしまうのは大間違い。理不尽なことも受け入れる度量を持とう。
耳を傾けるべき価値ある言葉を、聞き流してしまう。
相手は自分の為を思って言ってくれたことなのに、それを言われることに対して腹を立てて、素直に理解しようとしない。そのような態度はすぐに改めるべきだ。
自分のために素晴らしい言葉を送ってくれる人間は貴重。そしてその時点では、たとえそれが厳しい言葉だとしても、自分に対して期待をしてくれているも同然なのだ。真摯に受け止めずに望ましくない態度をとってしまうと、人間関係が壊れてしまうかもしれない。
周囲の悪い習慣に流されてしまう
周りの環境やその場の雰囲気で、悪い態度を取るべき空気に囲まれてしまうことがある。例えば誰かの酷い陰口をみんなで言いあったりとか。
しかしそこでも自分を見失わないようにしたい。空気を読むことばかりを気にしてよくない振る舞いをしてしまった瞬間を、誰が見てないとも限らない。
親しい知人に期待しすぎてしまう
他者に対して、過度な期待は禁物。たとえそれが、相当に親しい友人であっても。相手にも事情がある。
都合のいいようにしか解釈しない
すべての意見を、自分の都合のいいようにしか解釈しない人は多い。そんな人は、すぐに周りの人も離れていってしまう。世の中は自分中心に回っていると信じてやまない人ほど、他人にストレスを与えるものはない。
十分な謝罪をしない
間違いを犯した時は、謝ればいい。しかし十分な謝罪もしないまま、そのうち許してくれるだろうと中途半端な態度で振る舞ってしまえば、その人との関係は破綻してしまいかねない。