フリーランスだけど、正直サラリーマン生活は羨ましい

フリーランスの立場ではあるが、「フリーランス万歳!」というニュアンスの記事が多いことには違和感を覚える。とりわけ「フリーランスであることは高尚なことだ」と説き伏せたいがために、サラリーマンを貶めるような記事を書く人は正直信用に欠ける。

サラリーマンにもメリットとデメリット両方あることは自明


「起業万歳」「フリーランス万歳」の記事をしばしばみかけるが、サラリーマンの悪い側面ばかりを強調している記事を読むと違和感を覚える。

サラリーマンにも、メリットとデメリットの両方がある。当たり前のことだ。そうでなければ日本中の多くの人がこんなに会社勤めを続けられるわけがない。

以下、サラリーマンのメリットとデメリットについて自分なりにまとめてみた(あくまでも「場合が多い」という点に留意)。

サラリーマンのメリット

  • 生活が安定する
  • 社会的な信用がある
  • 福利厚生が充実
  • 確定申告などの手間が省ける

サラリーマンのデメリット

  • 好きなことができない。自由でない
  • 会社(上司)には従わなければならない
  • 給料が上がりにくい
  • 節税の難しさ

デメリットにばかりフォーカスするのはアンフェア


フリーになっても稼げるという確固たる自信や確証がない中で、サラリーマンを辞めてフリーになるのはすいぶん勇気がいることだ。というか無茶にも思える。

筆者もフリーランスとして活動しているが、正直きつい日々もそれなりに経験してきた。サラリーマンを辞めたいと思っている人々にアドバイスを求められたら、まずは「サラリーマンのメリット」を見なおせと言いたい。どれだけ羨ましかったことか。サラリーマンを「社畜(笑)」と見下してデメリットにばかりフォーカスするのはアンフェアだ。

フリーランスの多くが、サラリーマンのメリットを羨んでいる


職種にもよるが、必要経費は自分持ちだから「サラリーマン時代の倍以上稼がなければならない」というケースもあるかもしれない。あながち極端な話でもないのだ。サラリーマンとフリーランスでは、フリーランスの方が頑張らなければならないと強く思う。

それなりに苦しい思いをしてきたフリーランスの方々はだれでも、サラリーマンの福利厚生の充実や安定性を羨んだ経験があると想像する。「隣の芝は青い」ではないが、辞めてみてわかるありがたみのようなものは必ずある。

起業よりもサラリーマン生活をおすすめする


サラリーマンorフリーランスでどちらがよいかと問われたら、筆者はサラリーマン生活を勧める。

最近では、派遣社員とフリーランスの活動を半々でするというライフスタイルも考え方のひとつとしてあるようだが、この考え方さえも勧めない。「サラリーマンでいなさい」と言いたい。

別に同業のライバルを増やしたくないから言っているのではなく、単純に相手の人生を考えた時に、サラリーマン生活を勧めてあげた方がその人のためであると本気で思っているからだ。リスクも小さくないし楽でもない。特に近年の女性の安定志向から、結婚が遠いというのはひしひしと感じる。

それでも「俺はフリーになるんだ!!」と言える人にこそ、適正がある?


それでも、なりたい人はなりたいものだ。「フリーランスはやめとけ」と言われても、それでも「なるんだ!」と言えるような人でないと、成功するのは難しいのかもしれない。

杉直樹
杉直樹 著者の杉直樹です。
"ライフクエスト"は、基本的にはジャンル多岐にわたる総合ブログです。
"人生をより豊かにする"と"社会をよりよいものにする"にマッチした記事をたくさん書いていけたらと思います。
お役に立てる記事があれば幸いです。