怖い話のオチ8パターンを怖い順に紹介する

夏といえば、怖い話。短編怪談・都市伝説・意味がわかると怖い話(コピペ)などが好き。

読み漁っていくうちに気づいた、怖い話のオチのパターンをいくつか紹介する。

※以下、引用している話はウェブに転がっているものです。編集で短くしています。

恐怖度8位:叙述トリック

読者の先入観や思い込みを利用し、ミスリードを仕掛けるトリック。きれいに騙されれば、読後感はスッキリ。
あまり怖くはない。

弟のチャーリーが、病院に戻ってしまうのは嫌だ。

お父さんと、お母さんは、チャーリーの病気について何度も説明してくれた。
チャーリーには、あまり薬が効かないらしい。

「チャーリーと一緒じゃないと退屈なんだ」と文句を言うと「チャーリーはもっとつらいんだよ」と言われた。

病院の暗い部屋に閉じ込められてるチャーリーを想像すると、嫌な気持ちになる。

僕はいつも「チャーリーに最後のチャンスをあげて」と頼んだ。
でも…
チャーリーが帰ってくると、いつも何かが起こる。

オモチャの金庫の中に目玉のえぐり取られた近所の家の猫が入っていたり。
通りの向こうにある公園のすべり台に、パパのカミソリが落ちていたり。
ママのビタミン剤とお菓子の乾燥剤が入れ替わっていたり。

チャーリーがいなくなるのは本当に嫌だ。

チャーリーが帰ってくるまで、また僕は普通にしていなきゃならないから…

恐怖度7位:不可思議な現象が起こる

なにか不気味なことが起こるというオチ。比較的はインパクト弱め。
フィクションではなく実体験の話に多い。そういう意味では、一番怖い気もする…。

面白半分で心霊スポットへ遊びに行ったら、原因不明の吐き気に襲われた。

心霊スポットへドライブする事になった。

深夜にトンネルに入ると、後部座席で隣に座っていた友人が下を向いてうずくまっていった。
具合が悪いのか聞いてみると…。
「上に女の人がいる」「ずっと見てる」「だから怖くて上を見れない」

車を止めて確認してみると、ガラスにはぺったりと手形がついていた。

恐怖度6位:恋愛のこじれ・異常な愛

一見、怖い話と対局の位置にありそうな恋愛話が、怖く感じられることもある。

※スピードワゴン・小沢一敬さんが実際に体験したという話

とあるクラブで、小沢は女性から逆ナンされた。
女性は小沢の部屋に行きたがった。

大人の関係になった後、二人で話をする。

その女性には、実は彼氏がいるという。
だが彼氏は浮気をしており、その事に気づいているという。

女性は「私の彼の浮気相手はこいつ」と、ある女性の写真を見せてきた。
そこに写っていたのは、なんと小沢が当時付き合っていた彼女だった!

小沢は思わず「俺この子知ってるんだけど」と本音をもらしてしまった。
すると女性は…
「だから私、今日ここへ来たんだもん」

恐怖度5位:幽霊が出現した

おどかし役が出現するという結末。身も蓋もない気もする。
映画『リング』や『呪怨』がそうであるように、映像化されたものであれば結局これが一番ビビる。

※映画『リング』の終盤

竜司が自宅でひとりでいる時、振り返ると不意にテレビがつく。
テレビには、井戸の映像が映し出されている。
そこから髪の長い女性が這って出てくる。

驚く竜司をよそに、映像の女性はテレビ画面に近づいてくる。
そして、画面を出て実体化する。

白目を剥いた貞子に睨まれて、竜司は苦悶の表情で死ぬ。

恐怖度4位:死んだ

結末が「死」は、ベタだがやはり怖い。

※FUJIWARA・原西孝幸さんが実際に体験したという話

原西は中学校の頃に、A君・B君といつも3人組で行動していた。
よく夜中に家を抜け出して、近所の小高い丘に3人で集まっておしゃべりをしていた。

その日もいつものように丘に行った原西は、A君とともに奇妙な光景を目にする。
丘を降りたところに公園があるのだが、ブランコに白い服を着た小さな女の子が乗っている。
夜中の公園で、明らかにおかしい。

原西「今の見たやろ?」
A君「見た・・・ブランコ漕いでた。」

そんな話をしていたら、B君が遅れてやってきた。
B君は「見てない」というので、3人揃って公園まで行き、せーので見た。
確かにいる!

皆で悲鳴をあげ、丘まで戻り、今見たことを話した。
「うつむいた女の子がブランコ乗ってたやろ?」
すると、B君はこう言う。
「いいや、こっち向いて笑ってたで。」

この日は、この話で盛り上がった。

次の日、B君トラックに跳ねられて死んだ。
あの女の子は死神で、B君にだけ微笑んだとでもいうのか…

恐怖度3位:殺しにきた

殺人者が来訪する、という結末は怖い。

ある女性が深夜、黒い服を着た男が走っていく姿を目撃する。

翌日、女性がテレビを見ていると、自宅の近くで殺人事件があったことを知る。
その日、制服の警察官がやって来た。
「この近所で殺人事件があったのだが、何か心当たりはあるか?」

女性は、ドア越しに「何も知らない」と返答した。
警官は「パトロールでこの付近を巡回している。後日再訪するので、もし何か思い出した事があれば教えてください」と言い残し去っていく。

翌日も、翌々日も、その翌日も、決まった時間に警官は来る。
女性はドア越しに「知らない」と答え続けていた。

そんなある日、いつもの様に警官が帰った後、女性は事件当日に黒い服の不審な男を見た事を思い出す。
「明日警官が来たら、その事を話そう」

翌日、女性がテレビを見ていると、例の事件の犯人が捕まったとのニュースが流れる。
だが、女性は犯人の写真を見て驚愕する。
捕まった男は、自分の家に聞き込みに来ていた警察官だった。

恐怖度2位:意味がわかった

意味がわかると怖い話。読んでいてゾクッとする。
でも巧みな構成のショートショートに出会うと、人に教えたくなる。

ある女子大生が、東京で一人暮らしをする事に。

とあるマンションで生活を始めているうち、部屋に小さな穴があいているのに気づいた。
その穴は隣の部屋に続いている。
何だろうと覗き込むと、穴の向こうは真っ赤。

「隣の部屋は赤い壁紙なのかな」と思いつつ、次の日も、次の日も、その女子大生は小さな穴をのぞいていた。
いつ見ても赤かった。

隣の部屋が気になった女子大生は、マンションの大家さんに聞いてみることにした。
「私の隣の部屋にはどういう人が住んでいるんですか?」
すると大家さんは答えた。
「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。」

数年前、私は小さなアパートに住んでいた。

真上の階の部屋には、気味の悪い中年男が住んでいた。
午前0時を過ぎた頃になると、決まって天井から聞こえてくる奇妙な音が私を悩ませた。
「コツ…コツ…コツコツ…」
ハイヒールで床を歩いているような小さな音が、朝になるまで絶えず聞こえてくるのだ。
何度も文句を言いに行こうと思ったが、中年男がハイヒールを履いて部屋を徘徊している姿を想像すると気味の悪く、言い出せなかった。

何日も続いた後、その音に規則性がある事に私は気づいた。
一晩中同じリズムで「コツ…コツ…コツコツ…」と繰り返していた。
いつの間にか、私はすっかり音のパターンを暗記してしまった。

だがついに耐えきれなくなり、アパートを引っ越した。

その後、結婚して娘も生まれ、当時の事もすっかり忘れていたが…。

先日、学校から帰ってきた娘は、「ママ、この意味わかる?」と言ってキッチンテーブルをコツコツとノックした。
私は全身から血の気が引く思いだった。
かつて私が悩まされ続けた、あのハイヒールの足音と同じパターンだったのだ。

「わからないわ…意味なんてあるの?」
「学校でモールス信号を習ったの。今のは『助けて』って意味なんだって」

恐怖度1位:部屋にいる

堂々の第1位は「部屋にいる」。深夜に部屋で一人で読むと、怖さ倍増だ。

あるアパートで一人暮しをしている女性のもとに、友人が遊びきた。
時間を忘れておしゃべりに夢中になるうち、辺りはすっかり暗くなった。
友人は彼女の部屋に泊まっていくことに。

彼女はベッドの上に、友人はベッドの下に、それぞれ横になる。
彼女はうとうとと眠りに就こうとしていた。

すると突然、友人が布団から飛び起きた。
「急にアイスが食べたくなっちゃった。一緒にコンビニまで行こう」

彼女は眠かったので、「いらない。一人で行ってくれば」と答えたが、友人は「一人だと心細いから」と譲らない。
根負けした彼女は、仕方なく友人と一緒にコンビニへ行くことにした。

ところが家を出た途端、友人は彼女の手を引き、コンビニとは逆方向に走りだした。
いったいどうしたというのだろう。

不審に思った彼女が理由を尋ねると…
「ベッドの下に、包丁を持った男が隠れてる!」

一人暮らしをしている大学生の男がいた。

最近たまにおかしなことが起こる。
帰宅すると、カーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
誰かにつけられてる様な気もしてきた。

男は、友人に相談した。
友人は「大学に行ってる間、ビデオカメラで部屋を撮影すればいい」と言う。
警察は被害がないと動いてくれないというが、もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたら、そのテープを持って警察に行けばいい。

早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。

大学から帰ってきた男は、部屋に違和感を感じた。
「ストーカーが映ってるかも…」
ビデオの録画を止め、再生した。

しばらくは何も映らなかった。
夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。

「…!!!!!!」
ビビった男はすぐに友人に電話をかけた。
「ヤッベー!映ってる映ってる!ストーカー映ってる!!!!」
それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。

画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない…」
などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。
部屋に入って来たのは自分だった。
そしてビデオの中の自分は、カメラに近付き録画を止める。

ビデオはそこで終わっていた。

杉直樹
杉直樹 著者の杉直樹です。
"ライフクエスト"は、基本的にはジャンル多岐にわたる総合ブログです。
"人生をより豊かにする"と"社会をよりよいものにする"にマッチした記事をたくさん書いていけたらと思います。
お役に立てる記事があれば幸いです。